セックスするまでもなく、男と女はいっしょにごはんを食べるだけで、いっしょに居られる人かどうかはわかるんです。
うまくゆかない相手とだと、ごはんの味がしないから。
「味がしない」というのは、「この人といっしょにいても、あなたの心身のパフォーマンスは上がらないです」って身体がシグナルを送ってきているわけですから。いくら頭が「いっしょにいるほうがいい」というメッセージを送っても、消化器の方が「いやだ」って言っている。
だから、食事の時にたわないことをしゃべっていても、やたら
食が進んで、「おかわり」と言える時は、身体が「この人とは相性がいいよ」って教えてくれているんです。(P.57)”
— 『身体知 ~身体が教えてくれること~』 内田樹 × 三砂ちづる (via waltswithwhale, firedfly) (via handa
0 件のコメント:
コメントを投稿